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2026年8月1日(土)|道の駅「東松島」 東松島市地域生産物加工施設

夏休み子ども教室で米粉クッキーづくり――東松島市地域生産物加工研究会を取材しました

東松島市地域生産物加工研究会が毎年開催している「夏休み子ども教室での米粉クッキー作り」を、 宮城学院女子大学現代ビジネス学部 舛井ゼミナールの学生が取材しました。

教室は8月1日(土)、道の駅「東松島」にある「東松島市地域生産物加工施設」にて開催されました。 東松島市地域生産物加工研究会のみなさんのサポートを受けながら、 子どもたちがクッキーづくりに挑戦しました。

子どもたちは、はじめは慣れない手つきだったものの、生地をこねたり、型抜きをしたりするうちに、 だんだんとクッキーづくりに夢中になっていきました。

学生レポート――4つの班に分かれてお手伝いしました

取材に参加した学生は4班に分かれて、子どもたちのクッキーづくりをお手伝いしました。 それぞれの学生が感じたことを紹介します。

学生レポート①

今回の取材では、子どもたちが楽しみながら工夫してクッキー作りに取り組む様子が印象に残りました。 クッキー生地を混ぜてマーブル柄にしたり、サイコロ型のクッキーを作ったりと一人ひとりが自分なりの工夫をしていました。 また、作業を進める中で、きれいに型抜きをするコツを自分で見つけ、友達同士で教え合う様子も見られました。 研究会のみなさんは必要な時に声をかけたり、手伝ったりしていましたが、基本的には子どもたちが自分で作ることを大切に見守っており、 子どもたちが実際に経験しながら学べる活動になっていると感じました。 完成したクッキーを缶に詰める場面では、大きさごとに分けたり、自信作がよく見えるように並べたりと、 家族に見せることを考えながら作業する様子が見られ、子どもたちの思いが伝わってきました。

型抜きに取り組む子どもたちの様子
思い思いの型を選んで、型抜きに夢中の子どもたち

学生レポート②

東松島道の駅で子どもたちとクッキー作りを一緒に行い、短い時間の中でも、 子どもたちがたくさん学びながら取り組んでいる様子を見ることができました。 最初は大人を中心に作業が進んでいましたが、クッキー作りが進むにつれて、 子どもたち自身が次の工程を考えながら主体的に取り組んでいた姿にとても感動しました。 また、班のみんなで助け合いながら楽しくクッキー作りをすることが出来てとても有意義で楽しい時間になりました。

生地を伸ばす作業に取り組む子どもの様子
生地を丁寧に伸ばしていきます

学生レポート③

私は3班を担当しましたが、4人とも女の子だったため、作業がとても丁寧で、 一つひとつの工程に強いこだわりを持って取り組んでいることが印象的でした。 特に、子どもたちは型抜きの工程を一番楽しんでいる様子で、かわいらしい型を使ったり、 プレーン・抹茶・ココアの3種類の生地の色合いを上手に組み合わせたりしながら、 思い思いのデザインのクッキーを作っていました。

一緒に活動する中で特に嬉しかったことは、私が伝えたアドバイスをしっかりと聞き、それを実践してくれたことです。 また、子どもならではのアイデアは、大人には思いつかないような斬新なものが多く、とても刺激を受け、 私自身も楽しく活動することができました。

麺棒で生地を伸ばす子どもたちの様子
班のみんなで協力しながら生地づくり

学生レポート④

小学生たちと一緒にクッキー作りを体験して、子どもたちの楽しそうな姿がとても印象に残りました。 完成したクッキーを嬉しそうに見せてくれる姿から、自分で作ることの楽しさや達成感を感じていることが伝わってきました。 私自身も子どもたちと関わる中で自然と笑顔になり、とても楽しく充実した時間を過ごすことができました。

いろいろな形に型抜きされたクッキー生地
子どもたちのアイデアがつまった型抜きクッキー

研究会のみなさんに聞きました――米粉クッキーに込めた想い

今回の取り組みについて、東松島市地域生産物加工研究会のみなさんにお話をうかがいました。

Q1. 米粉クッキーを選んでいる理由を教えてください。東松島産のお米を使用しているのでしょうか?

今は宮城県産ひとめぼれの米粉を使用しています。今後は東松島産の米粉も活用し、地産地消を推進していきたいと思っています。

米粉で作るクッキーは簡単で、扱いやすく失敗しづらい、健康面でもグルテンフリーで身体に優しいため、 この機会に米粉に触れて、ご家庭でも米粉をとりいれてほしいと思って選んでいます。

クッキーをBOXに入れて持ち帰りしてもらうことで、自分だけではなく、誰かを想って作ることの楽しさを実感して欲しいと思っています。

缶に詰められた焼き上がりの米粉クッキー焼き上がったクッキーを缶に詰める子どもたちの様子
世界にひとつだけのクッキーBOXが完成しました

Q2. 東松島市地域生産物加工研究会では、どのような活動をされていますか?

加工研究会は現在130名で活動しています。近年は子育て、仕事が落ち着いた40、50代の女性が、 健康や食生活を見直す機会として入会されている方が増えてきています。

1月から7月は毎週のように各班で麹作りから味噌を仕込んでいます。7月からは地元の農産物を活用した農産加工講習会を行っています。 地元の旬の新鮮な食材を食卓にとり入れることが、健康な食事につながるとの想いで、様々なメニューを考えて講習会を開いています。 月に6回開催し、80名程が参加しています。

また移動研修会で食に携わる工場を見学したり、市民センター等で講師を招いて食生活や企業による研修会も実施して、 情報交換、交流等も行っています。毎年11月には産業祭があり、冬に仕込んだ味噌を使って豚汁を700食程度お振る舞いもしています。

Q3. クッキーづくりに取り組む子どもたちの姿を見て、いかがでしたか?

今回参加が3回目のお子さんもいて、毎回楽しみに参加されているようです。 クッキーの型がいっぱいあり、みんな好きな型を選んで工夫して型抜きしたり、組み合わせたり、 生地を混ぜたりと発想が豊かで、こちらも凄く勉強になっています。

クッキーBOXをデコレーションしたり、焼き上がったクッキーを詰めたりする発想も様々で、 個性が光った世界で一つのクッキーBOXをご家庭に持ち帰り、家族に喜んでもらえたり、 夏休みの小さな思い出となったら幸いです。

トレーに並んだ色とりどりの型抜きクッキー型抜きに取り組む子どもたちの様子
豊かな発想で、思い思いのクッキーが並んでいきます

Q4. 子どもたちの食生活で気をつけてもらいたいことはありますか?

昔の食生活とは違い、お金さえあれば、外食したり、市販のおかず、加工食品等が様々なお店で手に入り、 時間をかけずに直ぐに好きな時間に食べれる時代になりました。

子ども達にも地元の新鮮な食材を知ってもらい、食事を手間暇をかけて一から作ることや、 作る楽しさ、食べてもらう喜びを知ってもらいたいなと思います。

それらを経験することで、食に関心を持ってもらい、本当に美味しいものを、 これからの生活の中で選んでいけるのではないかと思っています。

今後も東松島市の食に関する取り組みを、出張!ガクタベ通信で発信していきます。

取材・文:宮城学院女子大学 現代ビジネス学部 舛井ゼミナール

取材協力:東松島市地域生産物加工研究会